Galerie Kawakami
「啓蟄(けいちつ)」 キャンバスに油彩・水性アルキド樹脂絵具・クレヨン 180×140mm 2020 (画廊10周年記念展)
この絵にあらわれる何かしらの形態は、形が完結しきらずふんわりと画面にいきづきます。生命・有機体が存在するありように倣って私の絵もそのような在り方が叶えばと願っています。 「啓蟄」は二十四節気の春分の手前、循環の始まりの時節。この連作で、冬の終わりの冴えた大気と始まりの季節のきらめきを、紫とオレンジの透明感に託しました。 1971 静岡県生まれ 千葉県在住 1998 武蔵野美術大学大学院 美術専攻油絵コース 修了 2004 第17回 ホルベイン・スカラシップ奨学生
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