Drawing
内田さとみ・沓澤貴子・佐藤央育・平野真美・牧野真耶
2018年3月10日(土)-3月24日(土) 13:00-19:00(最終日18:00迄) 月曜休廊 当画廊では初めてのドローイング展です。 ドローイングについてのコメントと併せて 5人の瑞々しい感性と表現をどうぞご覧ください。
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「冬の木」 紙にアクリル、色鉛筆 210×297mm
- Satomi Uchida
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ドローイングは日常的に行う、とても身近な表現手段です。日記を書くことにも似ていて、描きたいイメージがある時も、ない時もあります。 初めの一筆をのせる瞬間に、画材の触感や、紙の上におこる変化をできるだけ多く感じ取れるように努めます。そうすると、その先が見えてくるような気がするのです。 1986 神奈川県生まれ 2010 東京造形大学造形学部絵画卒業 2013 Visiting student. Stuttgart Art Academy
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「雨」 紙に鉛筆 80×80mm
- Maya Makino
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描くという行為は、見る、探る、決定する、この繰り返しです。 私にとってのドローイングとは、イメージしたことをシンプルに表出した作品をさします。 ミニマルな画材、鉛筆で、自身が見たこと、見たいものを表現しました。 1980 神奈川県生まれ 2007 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業 2009 同大学院美術研究科油画技法材料研究室修了 2014 六花亭 第5期六花ファイル 2015 VOCA展2015
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「旅立ち」 紙に水彩、色鉛筆 110×110mm
- Mami Hirano
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曖昧で不完全であるイメージを 瞬時に色や形に捉える 感覚的な作業です 時に生み出される 思いも寄らない表現が 手がかりとなり 作品の新しい可能性が広がります 1981 福島県生まれ 2006 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業 第74回版画展 B部門奨励賞 2008 東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻修了
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「Silent」 紙に色鉛筆 200×150mm
- Eisuke Sato
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最近は絵だからできること・絵でしか表現できないことについて考えることが多くなりました。 1982 千葉県生まれ 2006 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業 2008 同大学大学院美術研究科修士課程油画技法材料修了 2015 第13回千葉市芸術文化新人賞受賞
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「petals」 紙にジェッソ、油絵具 180×163mm
- Takako Kutsuzawa
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私にとってドローイングとは "発見するおこない" です。まずは頭を空っぽに。描きはじめはなるべくとりとめなく気ままに。絵具をいじっているうちにルールが決まってくるので。 絵を描きはじめてだいぶたちますが、そうして自分の中に「形を成したかったこと」を発見できたときにはいつも胸が騒ぎます。 1971 静岡県生まれ 1998 武蔵野美術大学大学院美術専攻油絵コース修了 2004 第17回ホルベインスカラシップ奨学生