神無月の五人展
2023年10月7日(土)-10月21日(土) 営業時間:13:00ー19:00(最終日 18:00迄) 休廊日:月曜 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 石田 菜々子 (ガラス) 小田 伊織 (漆) 桂川 美帆 (ろうけつ染め) 里 佳孝 (木彫) 南 敦子 (木版)
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「Flower Vase_2」 シルクオーガンジー、染料、金顔料 (ろうけつ染、筒描) W240×H410×D20mm 2023
- Miho Katsuragawa
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染色したシルクオーガンジーを2層に重ね、交錯する眼差しを描いています。 技法は、伝統的な染色技法「ろうけつ染」による表現と、筒描による金彩です。 絵の具とは異なる、染色特有の透明感をお楽しみいただければと思います。 1987 東京都生まれ 2010 東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒業 2013 三菱商事アート・ゲートプラグラム奨学生 2015 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻工芸研究領域(染織)修了 博士号取得 現在、日本クラフトデザイン協会正会員 受 賞 歴 2011 第50回日本クラフト展「学生賞」 東京藝術大学「安宅賞」、藝大アートプラザ大賞展 入選 2012 第51回日本クラフト展 入選、第22回全国染織作品展 入選 第52回日本クラフト展 「U35賞」 2013 第2回アートイマジン芸術小品展 入選2019年 工芸都市高岡クラフトコンペディション2019 入選 2014 ALBION AWARDS 2014 金賞受賞 8th From Lausanne To Beijing FIBERART BIENNALE EXHIBITION にてexcellent award 2016 工芸都市高岡クラフトコンペディション2016 入選 第52回神奈川県美術展 入選 2019 工芸都市高岡クラフトコンペディション2019 入選 AFAF AWARDS 2019 入選 SHIBUYA ART AWARDS 2019 入選 第1回ティー・エレメント公募展「特別賞」 新進アーティスト作品展vol.18 Art Generation「優秀賞」 第2回全日本芸術公募展 「佳作」
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「sister」 ガラス (キルンキャスティング) H115×W150×D80mm 2023
- Nanako Ishida
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ガラスを鋳造する際に 細かな泡が閉じ込められて やさしくやわらかに光を透過します 置く場所や光の当て方で 様々に変わる表情も一緒に 楽しんで頂けたらうれしいです 1983 東京都生まれ 2010 東京藝術大学美術学部工芸科鋳金専攻卒業 2012 同大学大学院美術研究科工芸専攻ガラス造形研究室修了 受 賞 歴 2011 第6回藝大アートプラザ大賞展 藝大BiOn賞 2012 東京藝術大学大学院修了制作 取手市長賞(取手市所蔵) 第51回現代工芸美術展 入選
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「月の下」 水性木版 100×100mm 2023
- Atsuko Minami
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光があるところに影があり、その映し出すシルエットや、様々に切り取った時間を表現できたらと思います。 1977 東京都生まれ 2004 多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業 2006 多摩美術大学院博士前期課程版画専攻修了 2012.7 – 2021.10 ドイツ滞在 受 賞 歴 2003 全国大学版画展 買上賞(町田市立国際版画美術館収蔵) 2004 第72回日本版画協会展 B部門 奨励賞 2006 第14回プリンツ21グランプリ展 特選賞 2007 第15回プリンツ21グランプリ展 特別賞 2010 第78回日本版画協会展 深沢幸雄賞
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「朝、思ったこと」 楠 (木彫) H345×W150×D90mm 2023
- Yoshitaka Sato
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視線の先。 滲み出る雰囲気。 風景を切り取る。距離感を抽出する。 いる、いらないで残った要素。 抽象と具象と記憶が合わさった破片の様な、欠片の様なかたち。 なんでもないもの、もともとそこにあった様なもの。 この辺りを思考とかたちの手掛かりとして、彫刻を作っています。 1977 兵庫県生まれ 2003 東京藝術大学美術学部工芸科卒業 2005 東京藝術大学大学院美術研究科木工芸専攻修了 受 賞 歴 2006 第8回大分アジア彫刻展 優秀賞(大分) 2010 第10回大分アジア彫刻展 優秀賞(大分) 2012 第7回大黒屋現代アート公募展 入選(栃木) ('16) 2014 第13回KAJIMA彫刻コンクール 模型入選(東京) ('18)
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「しごとふくーcreate-」 漆、木、金、貝 W210×H300×D15mm 2020
- Iori Oda
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近年の作品は、より身近な生活感の感じられるものをモチーフとして、「時の経過」と「人の気配」をテーマに制作をしています。 漆の制作工程はとても手間暇かかり、少しずつ積み重ねることで形になっていきます。このゆっくりと変化していく時間の流れ方が、自分のライフスタイルの中でも魅力的であり、心地よく感じています。 自分が日常生活の中で感じること、漆という素材の魅力、そして漆芸のかつての名工たちから伝えられた技を手掛かりに、自分らしい表現を模索しています。 1984 千葉県生まれ 2010 東京藝術大学美術学部工芸科漆芸専攻 卒業 2012 同大学大学院美術研究科工芸専攻漆芸 修了 2017-2019 東京藝術大学漆芸研究室 非常勤講師 現在 静岡文化芸術大学デザイン学部 講師 日本文化財漆協会理事 受 賞 歴 2015 East West Art Award Competition 奨励賞受賞 朝日新聞厚生文化事業団 第5回Next Art 展 入選 2016 第52回神奈川県美術展工芸部門 大賞受賞